「フラットデザイン」という言葉をよく耳にするようになり、しばらく経ちますが、大手サイトの多くも、そのトレンドを採用するようになってきています。しかしWebデザインの移り変わりはとても早く、すでに世界中でフラットデザインをベースにした新しいスタイルトレンドがいくつか出てきているようです。
海外デザインブログNaldz Graphicsで、フラットデザインを進化させた、デザイントレンド5つをまとめたエントリー「Evolution of Flat Design – Creative Emergence for Flat Aesthetics」が公開されていたので、今回はご紹介します。
詳細は以下から。
1 ロング・シャドウエフェクト
トレンドの中でも特によく見かける、斜め45度で影を追加するロング・シャドウエフェクトは、もともと写真を撮影するときに、コントラストを強くすることで、ストーリー性を演出するテクニックから生まれました。ロング・シャドウ無料作成ツールなども公開されており、多くのサイトがこのトレンドを採用しています。
2 淡いグラデーションを使ったデザイン
カラフルで鮮やかな配色のデザインは、単色でペイントした、「フラットな」デザインです。さらに淡いグラデーションを加えることで、繊細な質感を演出することができるようになります。
3 ドロップシャドウエフェクト
淡いグラデーションを追加したのと同時に、ほんのりとした影を表現する、ドロップシャドウエフェクトを利用する、デザイナーさんも増えているようです。これにより、背景からデザインが浮いているような効果を演出します。
4 3Dフラットデザイン
フラットデザインという位ですから、平面的に仕上げることがベースとなっていますが、世界にはフラットデザインを3D化してしまったひともいるようです。ドロップシャドウをうまく利用することで、フラットデザインの本質を残したまま、立体的に仕上げています。
5 ベベル加工エフェクト
アイコンやロゴを立体的に魅せるベベル加工エフェクトは、デザインの質感を高めるだけでなく、ドロップシャドウやロング・シャドウと一緒に併用しているケースも増えています。
デザイントレンドは、少しずつ着実に変化しています。これらの新しいデザインエフェクトも参考にしながら、今後のデザイン制作に活かしてみてはいかがでしょう。
参照元リンク : Evolution of Flat Design – Creative Emergence for Flat Aesthetics – NaldzGraphics.net