海外デザインブログCanva Design School Blogで公開された「4 Ways to Use Images as a Background in Your Design」より許可をもらい、日本語抄訳しています。
デザイン制作において、イメージ写真をつかって背景を作成するときに、どこからはじめたら良いかわからない、ということありませんか。
今回はイメージ写真をつかって背景デザインを作成する、お手軽で実践的な、4つのデザインテクニックをご紹介します。知っているとデザインセンスがアップする基本ポイントをまとめています。
詳細は以下から。
01. 余白スペースをかしこく利用しよう。
イメージ写真を思い通りに利用したいときは、場所を移動させながら、文字テキストを配置できるスペース、コピースペース(英: Copy Space)を確保しましょう。文字テキストに色を利用するときは、背景イメージの特長となる部分(このケースでは牛乳の白色。)を利用することで、連続性のあるレイアウトイメージを演出します。
ネガティブスペースをより活用するには、用意したイメージ写真をPhotoshopなどのデザインアプリで、グレイスケールに変換し、明るさをあげてみましょう。デザインと同じ色を適用することで、単色デザインによる統一感が生まれます。
02. 背景イメージをぼかしてみよう。
ぼかしエフェクトをイメージ写真に適用することで、文字テキストがくっきりと浮かびあがり、背景イメージに隠れて文字が見にくいというときにも便利です。
文字テキストと背景イメージは、関連性のあるものを選ぶようにしましょう。デザインに合った色使いや特長がポイントとなります。落ち着いた色使いの写真は、ぼかしエフェクトを適用することで、より使いやすくなります。このサンプルケースでは、葉っぱの葉脈が少しだけ見え、美しいテクスチャとなっています。
03. 写真を半透明にしよう。
半透明にされたイメージ写真にとって、もっとも大きなメリットのひとつが、魔法のような配置スペースです。半透明にしたことでコントラストが強くなり、文字テキストを目立たせることができます。
文字テキストを配置する、色付けされたボックス要素と、半透明にしたイメージ写真をレイヤーごとに分けて、背景用のデザインエフェクトを作成してみましょう。
写真がぼやけてしまっている場合は、半透明エフェクトのメリットが失われてしまいます。これを避けるために、コントラストを強く設定することで、デザインの中で使われている図形やラインが引き立ちます。
03. 写真に図形を重ねて配置しよう。
鮮やかではっきりとした色使いの写真は、デザインに美しさを追加してくれます。このデザイン性を保つために、文字テキストの背後に図形シェイプを追加してみましょう。
こうすることでデザイン全体がフラットになり、メッセージを読みやすくなります。イメージ写真の主要カラーを見つけ、文字テキストや図形シェイプに活用することで、美的センスのあるデザインのハーモニーを実現できます。
いかがでしたか。これからイメージ写真を背景に活用し、今回覚えたフィルタや、切り抜きテクニックも一緒につかってみましょう。
参照元リンク : 4 Ways to Use Images as a Background in Your Design – Canva Design School
投稿写真をうまく背景イメージに利用する、4つの基本デザインテクニックまとめはPhotoshopVIPの最初に登場しました。