
ロゴは「企業の顔」の顔と言われ、ブランドの第一印象を形成するなど、見る人の心に深く刻み込まれるほど、絶大な力をもっています。
これからご紹介する2023年の最新ロゴトレンド15選をヒントにすることで、あなたのブランドを強烈に印象づけ、新たな輝きをもたらすでしょう。
実際にトレンドを取り入れたことで、ブランド認知度が急上昇したり、顧客からのフィードバックが大幅に改善されたり、売り上げが20%もアップしたサイトなど、成功事例も数多く見かけます。
一緒にこれらのトレンドを探求し、あなたのブランドにどのように適用できるのかヒントにしてみましょう。
目次
1. 自然の美しい草花「ワイルドフラワー」
「ワイルドフラワー(Wildflowers)」は、自然の美と花々の多様性を強調したトレンド。
自然のやさしさと力強さを表現するために、一般的に鮮やかな色と繊細な線を用いてデザインされます。
花や葉っぱを用いた多様なデザインが広がっており、そのトレンドはまだまだ続きそう。

2. 自由でリラックス「ブロブレンド」
「ブロブレンド(Bloblend)」は、自由でリラックスした絵やマークのトレンドを指しています。
ボトルから蜂蜜を垂らして描いたような、なめらかで楽しそうな形が特長。
自然や遊びの商品によく使われて、とてもフレンドリーな雰囲気を演出できます。
同時に、しっかりとした文字や図形を活用することで、コンセプトをきちんと伝えています。

3. くっきり+ぼかし=「フェード」
「フェーズ(Fades)」は、視覚を試すようなトレンドで、視力に自信がある人でも少し見づらいかもしれませんが、それが特徴。
このトレンドを採用したロゴは、はっきりした部分とぼんやりした部分をうまく組み合わせ、物事が徐々に見えるようにしたり、逆にぼんやりとさせたりする効果を演出します。

4. 3D効果の「フォアショート」
「フォーショート(Foreshort)」は、3D効果を利用したデザイントレンド。
昔からある手法で、物事を遠近感を持って描くことで立体感を出し、映画のようなドラマチックな感じを出しながら、視点や空間、時間を表現します。
たとえば遠くにあるものが近くにあるように見えたり、長い名前が短く見えたりします。これにより、ロゴは視覚的な魅力を増しています。

5. 上昇運アップの「スラスト」
「スラスト(Thrust)」というロゴトレンドは、企業や事業の成長や進歩を象徴するのに最適です。
一般的に矢印が使われることが多いですが、このトレンドでは新鮮な形で「上昇」、ビジネスが上向きに進むことへの願いを表現します。
一直線に並べられた三角形の矢印を使って、成長や進歩の速度を示すことも。

6. 渦巻き模様の「スパイラル」
「スパイラル(Spirals)」は、自然の形、特に貝のような渦巻き形をモチーフにしたロゴトレンド。
これは「フィボナッチ数列」という特別な数字の並び方から来ていて、それぞれの数字が前の二つの数字の和になることを由来にしたデザイン。
とても美しくて、深い意味を表すことができ、遺伝子の研究や風力発電など、さまざまな分野や業種の象徴として利用してみましょう。

7. 見えない音を可視化「ソニックス」
「ソニックス(Sonics)」は、見えない音を波形や音量調整のバーなどを使って、視覚的に表現したデザイントレンド。
表現方法には数学的な計測が必要ですが、音のイメージを伝えることができ、ロゴやブランドパターンに使うデザインが増えています。

8. 引っぱって新しい「ワイヤーフォーム」
「ワイヤーフォーム(Wireforms)」トレンドは、デザイナーがロゴの線を引っ張ったり曲げたりして、新しい形を作り出す方法のこと。
たとえば、大文字の「E」を少し右に引っ張ると、新しい形ができあがります。
デザインがどのように進化するかを示し、線が交差するところで形が変わるのが特徴です。それは、ロゴが進化していく様子を表しています。

9. 変化し続ける美しさ「モノライン」
「モノラインデザイン」は多様性を持つ、変化し続ける美しさを持っています。
ボールキャップはモノラインデザインの一部で、線の先にボールがついたトレンド。
線は目的地や結論を示し、ボールは終わりを象徴します。
スケールによって注目すべき要素が明確になります。
さまざまなスタイルがあり、ドットに続く尾や動きを表現するデザインも。

10. 文字と図形のコンボ「ネームフィル」
タイプとシンボルの両方を愛するデザイナーに嬉しい、文字と形を組み合わせたバリエーションが豊富に登場する「ネームフィル(NameFills)」トレンド。
シンプルな形状メッセージが特徴で、文字と図形を巧みに活用したデザインが増えています。

11. 長く伸び~る「ストレッチャーズ」
シンボルに頼らずに文字でメッセージを伝えるトレンド「ストレッチャーズ(Stretchers)」。
ロゴの形が変わってきていて、特に、文字の形を伸ばしたり変形させたデザインの人気が集中しています。
たとえば「O」が2つ並ぶ言葉では、「O」の1つを変えることで、それぞれが違うことを強調したり、他のロゴとの差別化を図り、ユーザーの目を引くことができるでしょう。

12. 次世代ステンシル「ネオステンシル」
古いルールを破りながらも、ステンシルらしさを保ちつつ、新たなトレンドとして捉えたロゴスタイルの「ネオステンシル(NeoStencil)」。
たとえば「O」の中心が一部分が欠けていると、ロゴの意味合いがはっきり伝わるなど、文字の一部を省略することで、新しい意味を作り出すことが可能。

13. 半アスタリスク「ハーフアスター」
「ハーフアスター(HalfAster)」は、アスタリスク(*)を半分に切ったデザインが特長のトレンド。
さまざまなバリエーションでロゴに取り入れられており、特別な注意を示す役割や、輝きを与える存在として活用されています。
また、半分になったアスタリスクは、他の重要なロゴの部分と組み合わせて使う場合も。

14. 大小の輪っか「ダブルオー」
「ダブルオー(Double Os)」球体や円形オブジェクトを魅力的にみせるトレンドで、大きな丸と小さな丸が一緒になったロゴが人気になっています。
地球と月のような関係や、お互いを引きつける関係を表現することも多く、会社や商品が持っている特別な関係など表すのにとても便利。

15. 親しみやすい「リッツ」
クラッカーのような、フリル状の縁取りが特長の図形ロゴトレンド「リッツ(Ritz)」が流行っています。
このデザインは親しみやすさを感じさせ、賞状の封印や、自然の形、果物、草花など、さまざまなものを連想させます。
お客さんが見ただけで、安心感や幸せな気持ちを呼び起こす、そんな不思議な力があるようです。

ちなみに去年のロゴトレンドはこちら。
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【2023年版】いろんなデザイントレンドを調査、まとめてみた。
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