このガイドでは、Photoshopの写真加工について知っておく必要がある、すべてのことをまとめた完全ガイドです。
写真加工で知っておくべき基本事項から、フォトショップでできる写真加工の方法、ボタンひとつでプロ級の仕上がりを得るアクション素材など、写真加工したいときに、いつもさがしてしまう情報を、随時アップデートしています。
Photoshop写真加工でまず知っておきたいこと
ここでは、Photoshopの写真加工とは何か、そして実際にどのようなことができるのか、詳しくみていきましょう。
Photoshopの写真加工のキホンを知ることで、デザイン作業をスピードアップすることができます。
さあ、はじめましょう。
フォトショップでできる写真加工
Photoshopによる写真レタッチや加工は、クリエイターにとって欠かせないスキルとなりました。
ここでは、長く使えるベーシックな技から、あっと驚くようなユニークな写真加工まで、フォトショップでどのようなことができるのか、見てみましょう。
1. 写真をリアルな紙幣プリント風に加工する
2. レトロなハーフトーン風に加工する
3. 写真をベクターイラスト風に加工する
このエフェクトはもともと、バラク・オバマの大統領当選を記念したポスター『Hope』を制作し世界中で知られるようになった、シェパード・フェアリー(Shepard Fairey)にインスパイアされています。
4. 写真を絵画ペイント風に仕上げる
5. おしゃれな多重露光エフェクト
6. 写真を漫画イラスト風に加工する
7. 写真をSFサイバーパンク風に加工する
リドリー・スコット監督が近未来の退廃した世界観を描いた、SF映画の金字塔「ブレードランナー」のような、ネオンサインでキラキラに輝く80年代風のノスタルジックな雰囲気を演出できます。
8. 写真に写り込んでしまった人やものを消す
9. 写真の色を置き換える
10. カラー写真を白黒に変換する
11. 光が溢れ出るライトブルーム効果
ライトブルーム(英: Light Bloom)とは、イルミネーションなど、外から部屋をのぞいたときなど、溢れ出したように明るい光のこと。
焚き火やランタンの光も、まるで本当に輝いているような仕上がりで、ワンクリックで微調整できるのもポイントです。
12. ダブルトーン加工でカラフルに
デュオトーンとは、2色(Duo)の色合い(Tone)から構成されたデザインを指し、かつて60年代に生まれたポップアートの旗手のひとり、アンディー・ウォーホルの作品が分かりやすいでしょう。
13. 古い白黒写真をカラー化する
Adobe Sensei のAIテクノロジーを駆使し、わずか数クリックで難しいワークフローを大幅削減できるニューラルフィルター機能がより使いやすくなっています。
Photoshop 2023年版のアップデートでも、機能が大幅に強化されています。
14. 空を置き換える
15. 自由に切り抜きする
16. 写真と文字を立体的に重ねる
写真加工が爆速になるテクニック集
ここからは、覚えておくとフォトショップでの作業効率がアップする便利な時短テクニックをご紹介。
作業が爆速に!覚えておきたい時短テクニック25個まとめ
「あったら便利。」を実現できるショートカット、そしてバナナ隠しコマンドまで、時間短縮につながるものが揃っています。繰り返し作業がラクになるのはもちろん、何度もクリックして表現する面倒な作業にも効果的です。
こんなやり方が!フォトショップ時短テクニックや役立つヒント・裏技15個まとめ
フォトショップの作業が楽になる、覚えておきたい小技テクニック18選
「レイヤーの重なり順を変えたい」
「細かい部分の作業を行いながら、同時に全体表示で確認したい」
「ななめになった写真を、まっすぐにしたい」
そんな普段からよく行う作業も、効率アップさせる時短テクニック18個が揃いました。
フォトショップ切り抜きを極める!境界線をきれいに調整する瞬速テクニック5個まとめ
プロのような写真加工をボタンひとつで
写真を放り込むだけで完成し、誰でもプロのような仕上がりを、瞬時に表現できる、まるで魔法のようなアクション素材。
アクションは、デザイン制作の手順を記録し、ボタンひとつで再生することができます。
そのため、複雑で入り組んだエフェクトも、手動で再現することなく、すばやく簡単に適用できるのがメリット。
ここでは、スタイル別に活用したいアクション素材をセレクトしています。
無料と有料のPhotoshopアクション、長所と短所
Photshopアクションには、無料でダウンロードできる素材と、購入する有料アイテムがあります。
ダウンロードできるスタイルの数や、品質はもちろん、アップデートがあるのか、など検討したい点がいくつかあるでしょう。
ここでは、無料と有料、どちらも紹介していますが、用途に応じて使い分けることを、オススメします。
無料Photoshpアクション | 有料Photoshpアクション | |
---|---|---|
品質、クオリティ | 当たり外れがあり、くじのようなもの。優れた製品も多いですが、アップデートがなく、期待通りに機能しないことも。 | プレミアムアクションの品質は、ばっちり。Envato Elementsなど、マーケットプレイスからこうにゅうすれば、すべてのアイテムがアップロード前に、ひとつずつ品質チェックされています。 |
更新、アップデート | 定期的なアップデートは、ほとんどなし。古い素材は、最新バージョンのPhotoshopに対応していないことも。 | Photoshopの最新機能を活用し、定期的に機能の追加や更新が行われ、もちろん永久無料。 |
使い方ガイド | 基本的な使いかたは記載されていますが、多くの場合、カスタマイズは自分で行う必要があります。 | 細かい使いかたまでわかる、使いかたガイド(英語)があるので、アクションを最大限に活用できます。 |
種類、スタイル数 | 一般的に、スタイルの数は限定されている。素材によっては、時代遅れでダサく感じてしまうことも。 | あらゆるスタイル。Envato Elementsだけでも、6千を超えるPhotoshpアクションが。特定のニーズに合ったものものが、きっと見つかります。 |
おすすめPhotoshopアクション
ここでは、Photoshopの写真加工の中でも、特に人気の高い、オススメのものをいくつかピックアップしました。
どれも手作業で品質が確認、承認済みで、期待通りの仕上がりを手に入れることができます。
写真を手描きスケッチ風に加工する
写真を水彩イラスト風に一発加工
お手軽にリアルな水彩イラスト加工ができるデザイン素材をまとめてご紹介。
写真を放り込むだけで完成し、誰でもプロのような仕上がりを瞬時に表現できる、まるで魔法のようなアイテムが揃います。
漫画コミック風イラストに加工する
写真を、手書きイラストのようなポップな仕上がりにできる、Photoshopアクションを集めています。
人気ゲームを連想させるアートスタイルや、ベクターアートスタイル、レトロで古いコミック漫画デザインを手軽に作成できるPhotoshop素材パックなど、幅広く揃います。
写真にグリッチエフェクトをかける
バグが起こったような「映像の乱れ」を表現するグリッチエフェクト。
SFサイバー感を演出でき、フォトショップでも人気の高いグラフィック効果のひとつです。しかし、魅力的なグリッチエフェクトを自分でつくろうとすると時間もかかってしまいます。
そんなときは、一瞬でグリッチ効果を表現できるPhotoshopデザイン素材を活用してみましょう。
写真をヴィンテージ、昭和レトロ加工する
90年代の安いフィルムカメラで撮影したような仕上がりや、ノスタルジックな風合いを醸し出した、懐かしさを感じるレトロエフェクトなど、どれも哀愁ただよう「ヴィンテージ」っぽさが。
すべて自動で行ってくれるPhotoshopアクションは、はじめての人にこそオススメしたい、時短ツール。
これらの素材をつかって、デザイン作業のワークフローを改善してみませんか。
ハーフトーン、ドット専門アクション
写真の濃淡をさまざまなサイズの丸いドットで表現する、ハーフトーン加工。
写真やイラストやロゴなどにも適用でき、「ハーフトーン」と言っても幅広いスタイルを表現、細かくカスタマイズできるのもプレミアム素材の特長。
写真を3D加工する
写真を映画風レタッチ加工する
どこか味わいのある深みのある色合いや、ビデオテープに撮影されたような見た目など、写真を映画風に一発で加工できるフォトショップおすすめ素材を今回はご紹介。
フィルムネガの質感をそのまま再現できる、色あせたノスタルジックな雰囲気が特長。
多重露光エフェクトをかけるアクション
1枚目にはっきりとした色の写真、2枚めに人物などの被写体をのせるというイメージにすると、偶然が生み出す幻想的な仕上がりを楽しめます。
ここでは、写真を用意するだけで、あとはPhotoshopがすべて自動で行ってくれる、便利すぎるアクションをセレクト。
フォトショップ無料アクション素材【保存版】
ザインに自信がないというひとでも、ボタンひとつでプロ顔負けの圧倒的なデザインを作成できるアクション。
なんと、ここで紹介しているアクションは、すべて無料で手に入れることができます。
カテゴリ別にまとめており、定期的にアップデートもしています。
写真加工が爆速になるテクニック集
ここからは、覚えておくとフォトショップでの作業効率がアップする便利な時短テクニックをご紹介。
フォトショップの写真加工が強くなる!カテゴリ別チュートリアル、作り方101個まとめ【完全版】
フォトショップがはじめてのひとにもわかりやすいビギナー向けお手軽チュートリアルから、写真のイラスト加工や魔法のようなレタッチテクニックまで、写真加工に必要な基本から応用テクニック、小技などを分かりやすく、ていねいに学ぶことができます。
2012年までさかのぼった、過去8年分の写真加工チュートリアルをカテゴリー別に分けてまとめています。
人物写真を魅力的にする加工、レタッチ向けチュートリアル164個まとめ
フォトショップの醍醐味でもある写真合成や、レタッチテクニック、ポートレイト写真加工、アクション作成、デジタルメイク、モノクロ写真のカラー化、髪の毛の切り抜き、SF風デザイン、写真のイラスト化などあらゆるスタイルを網羅した保存版。
そう、こんなのが
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フォトショップの写真加工、レタッチできることガイドはPhotoshopVIPで公開された投稿です。